2019年06月

2019年06月24日

米中関係

同じ無視するのでも、不在の間に既成事実を作ってしまった方が楽なのは、洋の東西を問いません。

という訳で、習近平国家主席が外遊で不在の間に用事を済ませるのが、李克強首相率いる国務院系の手法です。

国家主席が中央アジア外遊中に(記事1)、国務院常務会を開催し(記事2)、その前日に決定した地方政府の野放図な起債の規制を、あらためて確認しています。(記事3)

胡春華副首相(党中央政治局員)は対英対話を主宰(記事4)、これで英国の窓口が、この団派の若大将であることが判明しました。

一方で汪洋政治協商会議主席(中央政治局常務委員)が、(台湾)海峡フォーラムを主催(記事5)、伯父の汪道涵が海峡両岸関係協会の創設者(=初代会長)ですから、台湾の窓口も、団派が推すこの人物に一本化されたと言って良いでしょう。


本人はさぞ不承不承でしょうが、G20サミットでの米中首脳会談が決まりました。(記事6)

米国側から散々、脅しを受けたから、重い腰を上げたと思われますが(記事7)(記事8)、優柔不断で小心者の習国家主席に、譲歩を決断するだけの勇気はありません。

G20に限らず、多くの国家首脳が参集する行事では、全体会議が優先され、時間的制約もあり、個別会談では特定の問題に深入りできません。

とすれば、トランプ大統領は間違いなく、対中経済制裁最終版を発動します。

その時、習近平主席はどう出るのか、逡巡していると首が飛びかねません。


aki_0803 at 01:47|PermalinkComments(0)その他